Flying Leatherneck Aviation Museum Part2

flam7

ダグラスF4D(F-6)スカイレイ
1956年に導入され64年に退役した全翼機。第二次世界大戦後に始まったデルタ翼ジェット機開発計画によって生まれた。海軍と海兵隊に採用された最初の超音速機でもある。朝鮮戦争後に配備されベトナム戦争前に退役し、実戦で運用されることはなかった。
flam7a

機首から翼へのラインで滑らかにつながる三角形のエアインテークが特徴。1964年の三軍航空機識別名統一ルールによって名称がF-6に変更された。F-4ファントムとは関係が無い。
flam7b

マクドネルF2Hバンシー
1947年に採用された世界初、米海軍初のジェット艦上機。朝鮮戦争では対地攻撃や航空支援、爆撃機護衛などで活躍した。エンジンやレーダーシステムを強化した派生型が多数製造された。カナダ空軍にも採用され、一部はカナダ空軍のアクロバットチームにも属した。
flam7c

ボートF-8クルセーダー
海軍、海兵隊で採用された単発ジェット艦上機。1955年初飛行、57年採用で戦闘機としては70年代に退役したが、写真偵察機として改良されたRF-8は80年代まで運用された。フランス、フィリピン空軍では90年代まで現役であった。
flam7d

写真撮影偵察機RF-8は1962年のキューバミサイル危機の際に、6週間にわたり写真撮影任務をこなし、全部で16万枚におよぶ写真を撮影した。キューバを低空で横断する危険な任務をこなしたパイロット達は殊勲飛行十字章を授与された。
ミサイル万能思想の中で固定キャノンを装備した当時珍しい戦闘機でもあり、ベトナム戦争ではミグとの空中戦でも活躍した。
flam7e

マクダネルダグラスF-4ファントムⅡ
1958年初飛行から世界各国で運用され5000機以上が製造された全天候型双発ジェットの名機。米軍では全機退役したが、2014年時点でも他国では現役機が存在する。
flam8a

ベトナム戦争での対ミグ戦で圧倒的な戦火をあげ、対地、対空、偵察、航空支援、爆撃などあらゆる用途で活躍し、冷戦時代には西側ヨーロッパの主力戦闘機として運用された。
flam8c

長い運用の中で数多くの改良型や派生型が存在する。1983年にはファントムのエンジンやアビオニクスを最新の装備に交換し、2000年代までの運用を目指す「スーパーファントム計画」が立案されたが、冷戦終結や軍縮などの影響で実現せずに終了した。
flam8d

老朽化したファントムの一部はミサイルテストの無人標的機として消費された。
flam8e

日本の航空自衛隊でも採用され、三菱重工が138機をライセンス生産し、14機の偵察用のRF-4が輸入された。
flam8f

写真撮影偵察機RF-4Bファントム
機首下面にカメラを搭載している非武装の偵察専用機。
flam8g

flam8ha

RF-4Bのカメラ搭載部分
flam8i

flam9

チャンスボートF-4Uコルセア
第二次世界大戦から朝鮮戦争を通じて海軍、海兵隊で活躍した艦上戦闘機。
1942年の配備から1952年最終生産まで1万2千機以上が生産され、米軍のプロペラエンジン機としては最大の生産数を記録した。
flam9aa

WW2初期は対ゼロ戦の空中戦で大敗を喫したが、日本側のパイロット錬度の低下や対ゼロ戦戦法の採用で後期には空中戦勝率を逆転させた。大出力エンジンによる最大積載武装の高さで爆撃など対地攻撃にも活躍。
flam9aaa

爆弾の他に対地攻撃用ロケットも搭載した。
特徴的な逆ガルウィングは、大きな半径のプロペラと空母着艦時の安定性を高める短い主脚を同時に採用するための苦心のデザインだったが、それでもプラペラ接触事故や前方視界不良の悪評はつきまとった。
flam9ea

固定武装として12.7ミリ機関銃x6、あるいは20ミリ機関砲x4を装備した。
flam9eaa

2000馬力を超えるエンジンで最高速度は時速670km以上に達した。
flam9f

ダグラスF3Dスカイナイト
全天候型艦上戦闘機として開発された双発ジェット。朝鮮戦争では夜間攻撃に特化したF3D2が海兵隊によって運用され、1952年に初のミグ撃墜を記録した。スパローやレーダーなど初期の電子兵装時代の開発プラットフォームにもなり様々な試験に使用された。ベトナム戦争でも電子戦闘機として運用され、そのデータは後継のイントルーダーやプラウラーの開発に利用された。
flam9h

flam10

ミコヤングレヴィッチMIG-15
筒に大出力エンジンを載せて翼とガンを付ければ戦闘機になる、という単純明快な設計思想が成功したソ連の最初期ジェット戦闘機の傑作。中国、北朝鮮に供給され朝鮮戦争で米軍相手に数々の空中戦を演じた。最終的には15000機以上が製造された。NATOコードネームはファゴット。
flam10a

1948年に開発され49年にはソビエト空軍に採用された。初期の機体は個体ごとに左右に飛行姿勢が傾くばらつきがあった。それらはテストの後にクルーの手作業でまっすぐに飛ぶまで調整された。50年に改良型のMIG-15Bis(2型)が導入された。
flam10b

flam10c

flam11

ベトナム戦争で使われたタイガーカモのパイロットスーツ。ヘリコプターパイロットが着用した物。
flam11a

flam11b

flam11c

flam11d

flam11e

flam11f

ベトナム戦争中に中国軍が北ベトナムに供給した武器
flam12

南ベトナム解放民族戦線が使用したコーラの空き缶を利用した手投げ弾
flam12a

flam12b

flam12e

flam13

第二次世界大戦中の日本軍のパイロット装備も展示されている。
flam13a

flam13b

flam13c

日本軍飛行士パラシュート
flam13d

flam13f

米軍パイロットスーツ
flam13g

flam13h

一番手前はイラクで鹵獲されたソビエト製装甲戦闘車両BMP-1
歩兵8名を載せて3名の操縦士が操縦と火気管制を行う。60年代半ばに登場し、兵員輸送能力と高い戦闘能力を併せ持つ車両は西側諸国に衝撃を与えた。固定砲と機関銃を装備し、側面と後部には中の兵員用の銃眼がある。
flam14

イラク戦争で鹵獲されたソビエト製MT-LB
兵員や砲弾運搬、牽引などに利用された
flam14b

flam14ba

flam14c

flam15

flam15a

flam15b

flam15c

flam15d

flam15x

flam17a

flam17b

flam17c

flam17d

ノースアメリカンF86セーバー
ジェット戦闘機黎明期の傑作機。朝鮮戦争でのミグ15とのジェット機同士の空中戦や史上初のミサイル撃墜を記録
flam18

日本の航空自衛隊でも500機以上が運用された。
flam18c

ゴジラに対してミサイル攻撃を行ったのもセイバーだった。
キャノンの種類は型式や運用国によって異なる。写真は展示用の形だけの鉄パイプ。
flam18a